2019'からフェイスブックか、YouTubeで見かけた若手ゴスペルコーラスユニットThe Group Fireの4人。
おそらく20代前半の彼らのコーラスハーモニーは、80年代に大活躍したジャズアカペラのTake 6と思わせる透明感のあるハーモニー。
に加えて、ゴスペルに特化したユニットという点では、兄弟ユニットのThe Walls Groupに追いつく勢いを持つ。
彼らがとても魅力的なのは、オールドゴスペルと言われる古いスタイルのアレンジを自然体で歌いこなすこと。もちろん新しい楽曲然り。
これは、The Walls Groupにも言えることだが、彼らの両親や幼少からの教会生活から伺い知ることができる、その自分たちのバックグラウンドをとても大切にしている。
ゴスペルは、彼らにとって、自分自身でありアイデンテティーでもある。
祖父母や両親が歌い継いできた、伝統的なスタイルを重んじることは自分たち自身を愛することと同様なのだ。
その上で音楽的マーケットを狙っていくのが他の音楽ジャンルにない事であり、ゴスペルにしかないとも言えるスピリットだと言える。
彼らが縦横無尽に1960年から2020年まで自由に行き来し、チャーチでもステージでも歌いこなすパフォーマンスは、本当に素晴らしい❣️
しかもあの若さ、ビジュアルの良さ、ハーモニーの実力。全てが揃い踏みのThe Group Fireから目が離せない。