アダムとイブが物語るように、一人の心の中にも二つの面がある。
どんなに善人だと見せかけても、悪の無い人などいない。
小さな嫉妬や虚栄心、弱さ、嘘、ごまかし、依存心等々・・・
しかし、それはごく自然なこと。
そのように人間は創られているからだ。
分かりやすい例でいうと、市川海老蔵と亡くなった妻小林麻央さん。
海老蔵は典型的なやんちゃ系性格とプレイボーイ気質。喧嘩っぱやく血の気も多い。
そんなワルな彼が惹かれた相手は、天使のような女性。
麻央さんはどこから切っても、悪の要素が出てこないくらいピュアな笑顔とその素直さ、純粋さが見ている私たちを癒してた。
でも、何故彼女が海老蔵を選んだのか?
そこが今日のポイントである。
悪は善を求めて、善は悪を求める。
闇があるからこそ光があるのと同じように。
麻央さんの心根がどんなに善に満ちていても、決して彼女は同じような善の男性を選ばなかった。
S極とN極のように。
麻央さんには、自分に無い部分、つまり闇の部分を持った男性が必要であったのだ。
というよりは、彼女の心の奥底にも悪の種、つまり罪の部分があったと言える。
それが、世界の本質だろう。
光だけでは成り立たない。
表裏一体の世界。善と悪は必要とし合い強く結びつく。
それはいろいろなカップルを見れば一目瞭然なのだ。
イブが食べた禁断の果実は全ての人間の心に根付いた罪の種。
誰にも消すことは出来ない心の奥にある罪。
だからこそ、信仰が必要なのだと強く感じる今日この頃である。
ただ、例外はある。
善と善のカップル。おそらくこの世で立った一組の。
イエスの誕生は神が仕掛けた奇跡の誕生であった。
神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。
神が御子を世につかわされたのは、世をさばくためではなく、御子によって、この世が救われるためである。
#善と悪
#光と闇
#この世界の本質
#神の意図