AiLydia’s diary

ゴスペルに関すること全てを書いていきます!歴史、背景、歌詞や曲の解説、おススメゴスペルアーティストなどなど!ゴスペルをメインに私の人生や想い、音楽や信仰に対する情熱を日々の出来事から綴っていきたいと思います。

恐怖という巨大なモンスターを乗り越えられるかーマスクから陰謀論まで

 ここ数日体調崩して寝たり起きたり、時々Youtubeをチェックしたりしていましたところ、興味深いニュースを見ました。

風邪ひくのも悪くないですね。

ドイツで極右思想の団体が政府のクーデターを狙って計画しているという情報を嗅ぎ付け、逮捕されたというのです。

この団体は所謂陰謀論思想を持つ、ディープステートの類と言われていて、ドイツのナチス時代の国家を取り戻そうという考えの人たちだそうです。

アメリカならQアノンがそれに相当するようです。

 

また、それとは別に台湾での戦争が起きたとき、日本はどうしたらよいか?今国会で防衛費2%という議論が話題になっており、それも併せて解説された動画を観ました。

これもとても分かりやすく、台湾問題で揺れる中国とアメリカ、そして日本の立ち位置はどうなるかという解説でした。

 

しかし、どちらの番組にも共通して出てきたキーワードは、「恐怖」という言葉です。

ギリシャの時代から、戦争を仕掛けるきっかけになるのは、他国に対する恐怖であるということ。陰謀論も然り、「だれか」という見えない敵が、自分たちを支配し、滅ぼそうとしているという「妄想」に駆られるのです。

それがいつしか、「現実」のように感じ、その「恐怖」に支配されていくという思考です。しかも、この情報番組によると、ドイツの極右団体は警察や軍隊のエリート層から構成されており、彼らは武器も製造しているのです。エリート層の持つ危うさを指摘しています。

思い返せば、かのオーム真理教も沢山のエリートたちが傾倒していましたよね。

知識があればあるほど「恐怖」を感じやすいのかもしれません。

 

人間に潜む「恐怖」は次第に「妄想」へと変わり、「現実」となってします。

彼らにとってのリアリズムなのです。

最悪のシナリオが実行される前に、すでに彼らの持つ思想世界では「現実味」を帯びているのです。だから先に暴力で封じ込めよう。となるわけですね。

 

台湾問題も、まだお互いの腹の中を探っている状態であるにもかかわらず、もしも、アメリカと中国どちらかの「妄想」が「現実味」を帯びてきたときに、その戦争は起きてしまうのです。

ギリシャアテネの30年戦争を見ても、どちらにもいい事は何もなくほどちらの国も壊滅的な被害を負ったのです。

それが分かっていても、止められない戦争とは?その原動力は人間の内なる部分に潜む「恐怖」というモンスターなのです。

 

話は飛びますが、日本人のコロナやマスクに対する異常なまでの「恐怖」にも通じる部分があります。

このままいくとコロナが終息してもほぼ一生マスクを外さない人は一定数出てくるでしょう。その人たちは、頭では無意味だと分かっていても、自分の中にある「恐怖」から逃れられないのです。

一生「恐怖」の奴隷として生きていくのでしょうか。

コロナの恐怖に加え、陰謀論の恐怖まで心の中に持ち続けて行ったら、人生は真っ暗闇です。それでも人は幸せになれるのでしょうか。

 

その内なる「恐怖」というモンスターを倒すために、一体何が必要なのかということです。問題はそこにあります。

 

戦争を回避するのも、極右団体を増やさないためにも、一生マスクをしないでいられるようにするためにも、私たちの内なる「恐怖」を克服するために、内なる心の中に「正しい神を置く」ことではないでしょうか。

私たちの盾となり、その恐怖からブロックしてくれる、揺るぎのない存在。

 

正義と愛の神。

闇を光で照らす神。

傷をいやしてくれる神。

常に寄り添ってくれる神。

そのような存在を持つこと。

信頼すること。

 

そうすることで、恐怖と戦い「闇から光へ」「恐怖から希望を」見出したのがアフリカ系の人たちでした。

神と一体になり、日々の困難、暴力の恐怖、リンチへの恐怖、レイプへの恐怖、先の見えない不安、それら全てを希望へと変えていったのが、アフリカンアメリカンの歴史です。彼らは「恐怖」を「暴力」ではなく、「神への賛美」に変えていったのです。

人間として最も尊い行為です。

 

だから私は、アフリカンアメリカンの讃美歌ゴスペルは世界を救うとさえ思っています。闇を光に変えるトランスフォーマー。そのものだからです。

人間は「恐怖」を克服しなければ、いつまでも「暴力」から逃れられない。

そう確信します。

 

個人というミクロな恐怖から国家というマクロな恐怖までそのレベルは違えど、本質は同じ事です。

ロシアとウクライナの戦争はそのことを私たちに語っているのです。

あのプーチンでさえ内なる「恐怖」に支配され続け、暴力を行使してしまった。

結末はどうであれ、どちらもギリシャアテネ戦争と同じように、国が亡ぶような道を辿るでしょう。悲しい事です。

ロシアの専門家によれば、プーチンはそのプレッシャーから極端な思想団体のカルト的宗教にはまっているとか、いないとか。

彼も「恐怖」の奴隷となってしまったのではないでしょうか。

ということを考えると、人間は内なる「恐怖」によって、世界戦争さえ引き起こし、

誰も望んでいない終わりなき不毛な戦争に滅んでいくのかもしれません。

 

それを止めるには、たった一つです。

神とどうコミットしていくか。

それに尽きると思います。

 

内なるモンスターを育てない事。

眠らせておくことが出来るかどうか。

自分の心を闇へ導かない事。

光を探し続けること。

陰謀論に溺れない事。

自分自身で考えていくこと。

被害妄想に支配されない事。

 

乗り越える知恵は、常に神様から与えられています。

そこへ意識をコミットするだけで、恐怖という闇に吸い込まれなくて済むのではないでしょうか。

少し抽象的かもしれませんが。

 

モンスターと仲良くせずに、神様と仲良くしませんか?

 

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