AiLydia’s diary

ゴスペルに関すること全てを書いていきます!歴史、背景、歌詞や曲の解説、おススメゴスペルアーティストなどなど!ゴスペルをメインに私の人生や想い、音楽や信仰に対する情熱を日々の出来事から綴っていきたいと思います。

ゴスペルはどこから来た?part 2

さて、前回はアメリカのアフリカ系アメリカ人つまり、ブラックアメリカンが奴隷として400年以上も前に連れてこられたところまでお話ししました。

その後彼らは、主にイギリスを中心として、フランス、ポルドガル、スペインなどのヨーロッパ諸国の奴隷商人達により、新大陸で売買される様になりました。アフリカは主に西アフリカの海岸近くから多くのアフリカ人が初めは、ジョージアタウンという、東海岸沿いから入って行きました。

広大な土地に、東から南部へと綿花農場が開墾され、イギリスへと輸出されました。

イギリスから一攫千金を夢見た人たちは、命がけで新大陸にたどり着き、自分達の農場を持ち、奴隷達を買い求め、徐々に裕福になって行きました。

売られたアフリカ人は勿論、裸同然で、家族は引き離されました。買う方は家族など気になんてしてられない。家畜や家財同然。奴隷は、その家の財産として人としての人権など無視されていたのです。

世界的な奴隷制度を見渡しても、歴史学者達によれば、アメリカでの奴隷制度は最も、残酷であったと文献に残しています。

単に身分の格差というのでなく、全く人生の選択肢が許されない。アメリカの開墾のための、道具でしかなかった奴隷達には、なすすべもなく、朝から晩まで働き、夜は家畜小屋の様な小さな小屋に住み、主人に逆らえば木に括られ鞭で打たれる、終わりのない日々が続いたのでした。

 

To be continue