AiLydia’s diary

ゴスペルに関すること全てを書いていきます!歴史、背景、歌詞や曲の解説、おススメゴスペルアーティストなどなど!ゴスペルをメインに私の人生や想い、音楽や信仰に対する情熱を日々の出来事から綴っていきたいと思います。

奴隷時代のワークソングとスピリチュアル

ここで、歴史をざっと見渡したので、実際どのような楽曲が賛美されていたかというのを音源から探ってみたいと思います。

先ずは、労働のための歌、ワークソング。

https://www.youtube.com/watch?v=LOOWcnOrqaA

重々しいビートに力強いボーカルが乗ってます。

多少現代の音源にリミックスされていますが、想像するに農作業や開墾の為のリズムを感じます。

この時代のものは作者も不詳で、口から口へと伝承されたものです。この録音は、1947年となっていますが、その前の300年に渡り伝えられてきたメロディなのでしょう。

奴隷時代のものは、いつ頃、誰が作曲し、どのように伝わったのか、想像するしか無いのです。

音楽的に分析すれば、まずはメロディが短く、歌詞も少なく、コードも少ない。限りなくシンプルに出来ているものが初期の頃のものだと想像できます。

ここに、たった一つの単語だけで賛美されたスピリチュアルがあります。

Amen ヘブル語で神さまあなたの仰るとうりです!

という意味です。

名シンガー、オーティスレディングの録音でお聴きください。

https://youtu.be/sJUWn-26jkw

このシンプルさは、どこの国に行っても見当たらない気がします。

一つの単語しか歌われない。神様への畏敬の念。

究極のブラックスピリチュアルとも言えるかもしれません。

 

To be continue