AiLydia’s diary

ゴスペルに関すること全てを書いていきます!歴史、背景、歌詞や曲の解説、おススメゴスペルアーティストなどなど!ゴスペルをメインに私の人生や想い、音楽や信仰に対する情熱を日々の出来事から綴っていきたいと思います。

アフリカ式の教会に学ぶー人間本来の霊的な力

  ここ半年ほど、私は埼玉県越谷市にあるCGMIというアフリカのナイジェリア系の教会に通っている。

前から知ってはいたのだが、行くチャンスが無く数年たっていた。

ひょんなことから知人に勧められて春ごろから顔を出すようになった。

 

まず驚くべきことは、このコロナ渦においても対面で礼拝を続けている事だった。

ほとんどの教会がオンラインで、または、人数を限って礼拝を守り続けているのに、

50人ほどのアフリカ系の人たち(主にナイジェリア、カメルーン、ガーナなど)が

それこそ老若男女集まり、朝9時半から午後1時くらいまで、ともに祈り、歌い、踊り、牧師のメッセージに耳を傾けるのだ。

そして、誰も中ではマスクを付けないし(OH my God!!)、更に言うとこの1年誰も感染していない。

ここにポイントがある。

 

なぜこの状況で感染者が出ないのだろう?

日本では数人のカラオケですら、又は飲食ですらクラスターが出てるというのに。

普通に考えたら非常識と捉えられるかもしれない。というか、おかしいとすら思えてくる。

なぜ?

科学的に分析できるならしてみたい。

誰かいませんか?

そんな好奇心旺盛な科学者。

 

数人のメンバーに聞くと、「僕たちは神様信じているからね」というシンプルな答え。

なんか、グッと来た。

私もクリスチャンの端くれとして、この言葉にはグッと来た。

で、次からは私も礼拝中はマスクを外し、飛沫飛びまくりで賛美して踊って、「エーメン!ハレルヤ!!」って何度も叫んでる。

それが、かれこれ半年間続いているのだ。

勿論一歩外に出たらマスクしてるけど。じゃないと、世間は許してくれないから。

私も勿論この半年間コロナにも罹らずとても元気です。

逆に益々絶好調!

 

礼拝はとてもエネルギッシュだ。

オープニングは誰もが知ってるナイジェリアの定番を賛美するリーダーが5曲くらいメドレーで歌う。私は全く知らないけど、メロディは繰り返しだから適当に付いていける。歌詞はもう「#$%&+*#$$&・・・・」みたいな感じ。(笑)

そのあとメンバーの祈りがあって、またゴスペルを今度はクワイヤーが歌い、みんなで盛り上がる。

そして牧師の説教へと続く。

何しろ歌う歌う、3時間の中でおそらくだけど、10曲近く歌うんじゃないかな。

祈りのリーダーが歌い出すときもあれば、牧師も歌い出す。

バンドはその都度、歌い出した人に合わせてキーを取りきっちり伴奏する。

これがアフリカ系の人たちのなせる業!!

アフリカンアメリカンの教会に通っていた時も同じで、アメリカに単身で言った時も、バンドはいつも歌いだしのキーで格好よく伴奏してくれる。

これは、日本や普通のインターナショナルな教会では見られない光景である。

 

彼らの音楽スキルはやばーい!本当にうらやましい。

即興力と、アレンジ力は抜群だし、礼拝を盛り上げる。

素晴らしいの一言。

ゴスペルに生かされている私としたらこれ以上の幸せはない。

クリスチャンで良かったなーと思える瞬間。

音楽があって祈りがある。

音がみんなを一つにする。

愛を感じられる。

だから、そこに病や災いが来るなんてあり得ないって信じられる。

神様の愛で包まれてるから。

その傘の下に居れば、なにも恐れることはないと信じることが出来る。

その信仰が無いと、この患難時代を乗り越えられないんじゃないか?とさえ思えてくる。

 

先日は女性たちによる女性たちの為の大きなイベントが3日間連続で行われた。

お揃いのオーダーメイドのアフリカンドレスに身を包んで、約20数名の女性たちが、祈り歌い、もちろん踊って、聖書の学びをしたり、結婚についてアドバイスしあったりした。とても実践的である。

聖書は旧約からエステル記についての箇所から学んだ。

エステルは元奴隷であり、その後王に見初められ女王となる。

その理由は、聖書によれば、知恵を持ち、勇気にあふれ、人のことを考えた女性あるから、そして、誰よりも神を信じたからだと書いてある。

自らは当時非差別者だったユダヤ人で、しかしその後王女になり、知恵を使って大量のユダヤ人虐殺を止めたという。

そんなエステル王妃を目指していこう!

私たちは常に目的を持ち(神からの)、駆け引きせずに、影響を及ぼしていく存在として女性たちよ、強く、しなやかであれ、もちろん伴侶に対するリスペクトも忘れずに。

という学びであった。

 

アフリカの教会はとてもメッセージがシンプルで、人間が持っている本質的な力を引き出してくれるような気がする。

それは身体的な能力や知識というよりも、人間が本来持っている霊的な力。

それが、人間の生きる目的を創り、個々の個性を引き出す。

霊的に満たされたとき、神との密接な関係を自覚して、魂が充電される。

携帯電話の充電が満タンになっているかのように。

 

黒人たちはこうして、古来から神と繋がり、この数百年はイエスキリストとも繋がり、様々な患難を乗り越えてきたのだろう。

その確固たる自信がこの信仰に表れている。

神はそこに居て、私の中にも居る。

決して遠いはなれた存在じゃないということを、教えてくれる。

 

コロナはそんな霊的に充電満タンな場所にはとても近寄れないだろう。

礼拝に出るたびにそんな思いが溢れてくる。

ハレルヤ!!

 

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