そして、いよいよ私たちの登壇になった。(おおおおおーやっとだ)
監督は今乗りに乗ってる松井至さん。
アフリカンチャーチで偶然出会った。
彼は入管の人権問題もその日の映像で発表していて、実は私たちの祈りの映像は
突発的に思いついたものの一つであった。
ガーナから来た若き牧師ベナードの祈りを見てくれませんか?という私のリクエスト
から始まり、松井さんの感性の鋭さは、普段あまり縁のないキリスト教のしかもアフリカ的な祈りや信仰の在り方にフォーカスしてくれた。
凄い人だ。
彼の見方はこうである。
「普段の言語は自分たちを縛り付けていて、トングーのように即興的に生まれる言語に解放されるのではないか・・・」
確かにそうかもしれない。
異言は、キリスト教に古くから伝わる言語で、聖霊を呼ぶといわれている。
アフリカでは今でも多用されており、教会員もトングーで祈るのが一般的である。
私が初めて聞いたのは、アメリカのゴスペル映像の中でのほんの部分的なトングーと、そしてアメリカ人の教会で洗礼を受けたときの牧師の祈りが部分的に今思えばそうだった。とてもスピリチュアルで、全身が温かいものに包まれるような感覚を覚えた。
祈りがトングーになった瞬間、涙がどおーっと流れたのを今も忘れない。
当時は単純に「ヘブライ語」だと思っていて、異言という存在をあまり知らなかった。
でも、昨年ベナードがうちに4か月滞在していた時に、朝早くから、呪文のような声が聞こえて、これがトングーかと認識したのだ!
だって、それまで、日本の教会でも、国内のアメリカ人の教会でも聞いたことすらなかったのだから。。。
そして、ベナードが家を出る数日前に、リビングに降りてきて、「ママ、今からトングーで祈るよ。僕についてきて」と言って、いきなり祈り始めて、見よう見まねで私も祈ってみたのが始まり。
それから半年以上が経ち、今では少しそれらしくなってきたかな。
毎朝車の中でトングーで祈るのが習慣になってきたから、トレーニング中である。
そして、イベントの日。
ベナードはかなり緊張気味。
日本ではキリスト教はどちらかというと嫌われていると知って、受け入れられるかな?どうかなと、前日から一緒に祈ったり落ち着かない様子だった。
ライブが始まって、まずは、ベナードが作った簡単な賛美を歌って、バンドの方たちもセッションしてくれて、ほわっとして空気感が心地よくて。
私は歌いながら、どんどん、トングーで祈ったり歌ったり自由になれた。
すると、一人の女性が真ん中に出てきて、自由に歌って踊って、会場も盛り上がってきて、バンドも益々自由になって、ハレルヤーって何度も叫んだ。(笑)
まるで子供のように。
ちらっと、横を観たら緊張していたベナード君も気持ちよさそうに祈ってた。
彼のトングーはスピリチュアルでしかも美しいんだ。
いつものベナードのお祈りが出てきたようだった。良かったね!
みんなの笑顔や踊りや手拍子が気持ちよくて、このまま夜通しやっていたかった。
祈るってパワーだ。
賛美もあれば無敵。
冷戦も、分断も、悪魔も消えるような気がする。
神が私たちに勇気を与え、聖霊がマーチする。
トングーはそんな素晴らしい言語でありツールなのだ。
自由と解放を与えてくれる。
人間は毎日浄化されるべきだから。
そしてみんなと一体になって、繋がるべきだから!
素晴らしい映像を作ってくれた松井監督にも感謝!
つぎも期待しちゃう。(笑)ガーナロケ。
ベナードへ、日本のノンクリスチャンもあなたの祈りによって自由になれたよ?
ね?私が言ったこと本当だったでしょう?
神様ありがとう。
ドキュメメントに関わった全ての人へ。
神の祝福が溢れますように。
ハレルヤ!エーメン!!!!
2022’みんな、もっと自由になろう。
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